2009年08月28日
槍ヶ岳 踏破記 その3
その1 は・・・こちらから
その2 は・・・こちらから
11:10 千丈沢乗越 やっと稜線に・・・

何とか辿りつきました。
眺望は、素晴らしい!

11:24 さぁ、最後の登り・・・行きますよ!
隊長、睨んでても着きませんよ!さぁ、歩いて!歩いて!
11:55 辛抱堪らず・・・・休憩。

nut'sさん達は、遙か彼方へ~取り残される隊長と私。

12:25 地道に一歩一歩。

槍ヶ岳へ迫ります・・・

13:02 そして・・・・ついに、槍ヶ岳 穂先直下 到達。

実に10時間30分位かかりました。
長かったぁ~ 辛かったぁ~
とっくに到着されてた、nut'sさん達がテン場を確保しといてくれて助かりました!
ありがとう!

で、小屋で買った


(nut'sさん撮影)
あれ?独りだけウーロン茶の人が・・・
もう・・・呑んだら、動けません・・・


(隊長撮影)
14:33 重い腰を上げてやっとこさ、テント設営完了。

このテン場・・・狭いのなんのって張るのに苦労しました。
右の白いシャツの学生!私のテントに近づくなよ!

それぞれ、遅い昼食を・・・・

隊長は速攻で夢の中へ・・・・

私の

初めてのカップヌードル リフィル。素早く出来て便利です!
で、フランスパンを千切って投入・・・美味しい!

でも、入れ過ぎると水分が無くなります。(笑)
お腹も一杯になり・・・それぞれ少し仮眠・・・・

さぁ、夕方・・・いよいよ、槍の穂先にチャレンジです!

つづく。
2009年08月26日
槍ヶ岳 踏破記 その2
その1 は・・・こちらから
チビ谷から歩く事・・・・26分・・・・
6:09 滝谷避難小屋 おぉ~! いきなり現れました! ビックリです~
(これがあの有名な小屋・・・・明るくなってからで良かった)
とても中を覗く勇気は湧きません・・・・

見なかった事にしてパスします!
木橋を渡って、滝谷出会。

滝谷を見上げます・・・

こんなとこ登る人・・いるんですよね~

6:24 藤木レリーフ
きっと有名な人なんでしょうね~
7:16 槍平小屋 到着。

軽食を食べ・・・しばし休憩~



(nut'sさん撮影)
jun さんは眠い眠いを連発・・・寝不足でしょう! 項垂れております~
7:50 さぁ、出発です!

ここからはどんどん勾配がきつくなります・・・

8:46 最終水場です・・

(nut'sさん撮影)
私は、ここで2L汲みます~
本当はそんな気は無く・・・上で買うつもりでしたが・・・
皆様が・・・どんどん水を汲んでるもので、つられて2Lです(笑)
(これが後々・・自分を苦しめる事に・・)

飛騨乗越と千丈沢乗越の分岐までが遠い遠い!

9:35 nut's軍曹も遠くを見つめてます~
まだまだ、分岐は遠い!
10:15 分岐に到着。

やっとの事で・・・たどり着きました。
さて、どっちへ行こうか? しばし会議です。
nut's軍曹は飛騨乗越は嫌だと・・・
じゃ、2つに分かれますか~などと戯言を・・・・
結局、千丈沢乗越を皆で目指す事に。

10:37 意を決して分岐出発。

隊長・・・・まだ余裕で写真撮ってますが・・・

この後、地獄の急登に苦しむ事に。

徐々にnut's軍曹・・・HJ/ODさん、junさん達に遅れをとる隊長と私。

(nut'sさん、撮影)
中央あたりに・・豆粒の様に写る隊長と私・・・・
3歩登っては5分休憩・・・完全にへこたれております!
稜線を目の前にして・・・隊長はせっかく担いできた水2Lあまりを放棄!

勿体無いので、私が500mlくらいがぶ飲みしました(笑)
そして・・・死に物狂いで這い上がり

11:10 千丈沢乗越 到着。
隊長曰く・・
途中、蓮の花が見えたとか、死んだおばあちゃんが手招きしてたとか
切々と訴えておりました!(笑)
私も・・・今まで経験したどの登りよりもキツかったです・・・(笑)
さぁ、槍の穂先も・・・かなり大きく見えて来ました・・・
つづく。
2009年08月24日
槍ヶ岳 踏破記 その1
2009年8月16日(日)
勤務先を18時に、逃げるように早退し・・・・

18:38 自宅を出発

いまるぷ隊長と合流すべく一路、松本を目指します!
20:00頃 相模湖ICから中央自動車道に入ります。
21:08 いつもの境川PAで休憩

(最近・・中央道走ると何故かここで休憩)
22:27 松本ICを下りて市街地に入ります。
(ヤッホー高速1,000円・・初めて恩恵に。うれしい!)
(昨年、10月に泊まったホテル朝食付きで確か4,980円。お奨めです)
22:32 いつもの待ち合わせ場所 到着。

(暗くて分かりませんが・・石井スポーツのある通りです)
隊長に電話入れると・・・・「えっ、もう着いたの?すぐ出ます!」と
何だか酔ってる口調です・・・ウイスキーでもあおっていたのでしょう~
5分ほどすると隊長が現れ無事合流(再会)熱い抱擁で・・・写真は撮れず。

いざ、二人で新穂高を目指します!

途中、新島々のセブンイレブンでビールや食糧を調達。
ここから先の道・・・・夜中に独りじゃ通りたくないです・・・・おぉ~恐。

そして、日付の変わる頃・・・新穂高の無料駐車場に到着。

仮眠されてる方も・・いらっしゃるので静かに密かに酒盛りを

ヘッドランプの灯りを頼りに・・・・
1:00 を回り・・車に目印のスッテカーを付けて私達も仮眠。


(nut'sさん撮影)
隊長は間もなくイビキも高らかに夢の中へ・・・

2:00 頃・・・nut's軍曹からの電話で起床!結局私は15分程・・うとうとしただけでした!

無事、nut's軍曹、北陸組とも合流。
2:19 身支度を整えて駐車場を 5人で出発!
夜道をヘッドランプ点けて歩きます。

2:31 登山届けを記入し投函
さぁ、長~い長~い林道歩きの始まりです!

とても独りじゃ恐くて歩けませんけど、5人なら楽しく~ナイトハイキング!
ほぼ、2時間 林道を歩き・・・・
4:28 白出沢出会に到着。

暗くて対岸の登山口が分からないので・・・明るくなるまで休憩。

4:53 おぉ~夜が明けて来ました!

4:56 いよいよ登山道へ突入です!

5:21 えっ、もう?疲労困憊・・・・

お三方・・・(笑)
5:43 たぶんチビ谷です・・・・時間的に。

さぁ、もうすぐ・・・・あの恐怖の避難小屋のある滝谷出会です・・・

つづく。
2009年08月22日
槍ヶ岳 踏破記 前書き
2009年6月・・・・
私は5月に行われた櫛形山での集いが終わり・・夢も希望もなく・・・・
少々淋しく過ごしておりました。

次の目標(楽しみ)を何にしようか? 妄想・・・・妄想・・・・
そして、前々からやってみたかった北アルプスでの天幕を決意。

日程は正月以外で唯一の連休が取れる、お盆明けの月・火
早速、いまるぷ隊長に相談すると・・・それじゃ私が先導しましょう!
と、涙がチョチョギレル メール

最初のプランとしては常念岳、蝶ヶ岳を周遊するはずでしたが・・
何故か突然、隊長からのメール。

「チャイさん!やぱっり蝶、常念は日帰りでもOKですから・・・・
今回は槍ヶ岳で天幕しちゃいましょう!」
おぉ~なんと言う大胆なプラン・・・

槍ヶ岳なんてまだ何年も先の話かと思っていた私に

衝撃が走りました

と言う事で、新穂高から・・・槍の穂先を目指す事に。

作戦名も、いつの間にか決定し「槍隊放題2009」
最終的には・・・目印のステッカーまで。

(役目を終えダッシュボードに残されたステッカー)
そして、準備を着々と進めていると続々と参加表明を戴きました!
超ストイックで妥協を許さぬ男 nut'sさん またの名を「鬼軍曹」
北陸からお二方 HJ/ODさんとjunさん
プラス私と隊長の計5名での旅が始まるのです!

変則日程なのに集まって戴き感謝!感謝!感謝!であります!
2008年10月15日
初登山・西穂独標 到達完結編
10時18分 独標 目指して歩き始めます。

振り返ると山荘も遥か眼下に~ 眺めは最高です!

え~! 隊長! あんな・・・・・所まで登るのですか!

目指す独標は・・まだまだ、あんなに遠い


初体験・・・這松の中を登ります。


途中、力尽きそうな私。。。(笑)


○印を頼りにひたすら登ります・・・

最後の難所・・お尻ムズムズゾーン!

11時20分 西穂独標 到達


隊長と記念撮影。

そして名残を惜しむように下山。

隊長の背中も泣いていた。
西穂高に別れを・・・
12時30分頃 無事、西穂山荘に帰還。
昼食です。
私にとっては、初めてのアルファ米・・・意外と美味いですね!
山荘でバッチを購入・・初めてのバッチです!
左が私の、右が隊長の。 記念になります~
山荘からの眺望、山旅の終わりが近づいてきました・・

山荘にも別れを告げ・・・下山です。

少々バテ気味の私・・・・足取りも重く。
そして・・ロープウェイから肉眼でお槍さまを拝見。(初めてです)

その後、別れの缶コーヒーを酌み交わし・・・
隊長を松本市街まで送り

(仕事で打ち合わせだそうです)
独り・・・家路に

17時ちょうどに松本ICから高速に乗り夕暮れ時の淋しさと
旅の終わりの物悲しさが交錯し何ともセンチメンタルな家路です。
20時30分 無事自宅に帰還。
今度の山旅は~いつになる事やら・・・・完
2008年10月13日
初登山・西穂独標 入山編
翌朝、5時起床です。近所のコンビニへ

独り淋しく朝食です。
何だか昨日の昼食と変わらぬメニュー
隊長と駐車場で6時に落ち合い いざ、出発です!


国道158号線を西へ

6時58分 釜トンネル前を通過。

つづいて6時59分 安房トンネルへ突入。

これは・・・笠ヶ岳ですかね?(よく分かりませんが・・)

隊長は山が見える度に「おっ~!○○岳、カッチョイイ!」
と助手席で雄たけびあげておりましたよ!
さすがに温泉天国ですね~


そこら中で湯煙?が上がってます。
7時19分、新穂高ロープウェイ 新穂高温泉駅に到着です。
始発は8時30分ですので1時間程待ち時間です。
付近を散策したりトイレ行ったり・・・・登山届け書いたりして

髭剃ったりして・・過ごします

8時30分、いよいよロープウェイで・・・すーいすい入山です。
バスの団体さんで、かなり混んでました。
8時52分 途中でロープウェイ乗り継いで西穂高口駅に到着です。
三等三角点 標高2155m 歩き始めで2155m 素晴らしい!
8時58分 さぁ、私の初登山開始です! 運命はいかに・・・
紅葉を楽しみながら、西穂山荘を目指します!
ひたすら、
隊長の背中を追って歩き続けます。
9時57分 西穂山荘 到着。 コースタイム1時間ピッタリです。
この写真は昼過ぎ帰りに撮ったので結構賑やかですが
朝はほとんど人は居ませんでした。
隊長のザックは山荘に預け、いよいよ独標を目指します!
独標到達完結編へ・・・・・つづく。
2008年10月11日
初登山・西穂独標 再会編
相変わらずフロントガラスを叩く雨粒 (11時14分)
峠を降りて国道20号へ戻ります(12時13分)
諏訪湖の畔で昼食(12時31分)
松本まで20km
そして20号線も終わりを告げます・・・ちと淋しい・・・
変わって国道19号で北上・・・松本市街。(13時30分)
いまるぷ隊長に連絡を取り松本城の駐車場で落ち合う約束を
隊長、真っ赤なカブで登場です

約4ヶ月ぶり・・・今回は硬い握手を交わし、感動の再会であります!

(前回は熱い抱擁をしたような?)
近所の喫茶店で積もる話を・・
「先生はあ~だとか、kima・・・さんはど~だとか~」
「nut・・さんは自主練で槍へ行ったとか~」(笑)
そして、松本城へ・・・

観光はほどほどに・・・・切り上げます

隊長に手配いただいたビジネスホテル
1泊 4980円(朝食付) 食べる時間はありませんでしたが・・・

室内の様子・・・ 窓からの景色・・曇ってて駄目ですね!
隊長は一度帰宅し、家事を済ませるとの事で・・・夜6時に再集合
この場所で・・・落ち合い、いよいよ”すずさん”

小料理屋へと向かうのでありました。

その時私は・・・隊長の横顔が暗闇でも分かるほど、ニヤケているのを見逃しはしませんでしたよ。
えっ、なんですって・・・あれから独りで毎晩通ってるのですか!
ズルイ!ズルイ!ズルイですよ! いい加減にしないと、奥様にチクッちゃいますよ~(怒)
いよいよ、次回・・新穂高駅から”す~いすい”入山です・・・・つづく。
2008年10月09日
初登山・西穂独標 寄り道編
代替プランに発動により第1日目の行動計画は中止となり
本日は夜、松本入りすれば良いのですが、せっかくの休み
家でゴロゴロしてても勿体無いので・・・
10月6日(月)朝6時、独り自宅を静かに出発。

(神奈川県平塚市内、ワイパー全速の強烈な雨)
目指すは中央高速 相模湖 IC
(7時38分インター入り口に到着)
諏訪 ICで高速を降り国道20号を少し戻り左折して国道152号へ目指すは麦草峠
途中、国道は299号へ変わり峠道を登って行くと
雨が一段と激しくなります。
高度が上がるにつれ紅葉も・・・
そして・・・・最高地点。(10時21分)
なんと、標高2127m・・・すげぇ~
そして間もなく、白駒池付近 駐車場へ車を止めて(駐車料金500円)
いざ、白駒池へ

先へ歩いて行くとすぐに分かれ道。
左へ行くと青苔荘(キャンプ場併設)迷わず左へ
歩き始めて15分弱キャンプ場到着
テン場の様子・・・・もちろん、1張りもありません

(板の上に設営するのでしょうけど・・・かなり狭い?)
(板の道で池の周りを一周歩けるようです)
(雨に煙る白駒池と私)
さてと、下見の任務も終えて・・・雨も止む気配がないので
いざぁ、隊長の待つ松本城下へ

再会編へ・・・・つづく。
2008年10月08日
初登山・西穂独標 経緯編
先般、開催される筈の「涸沢純情幕営団 メタボカップ争奪杯」が
私の休暇のせいで中止となり・・・皆様方には大変ご迷惑をおかけいたしました。
当初は独り、涸沢の秋を満喫しようと思い休暇(平日)を奪取。
ところが・・・突然、涸沢はいつか皆様と・・・心変わりをいたしまして
せっかく滅多に無い連休を有効活用すべく、北アルプスの何処かお山に登ってみたいと思い
いまるぷ隊長に相談にのって戴きました。バカな私は初登山だと言うのに蝶ヶ岳、常念岳・・
と勝手に妄想する私を優しく諭し・・私の能力に見合った山をセレクトしてくれたのです。
天候等を考慮し、いろんなパターンの計画を作って戴きました。
(真っ赤で鮮やかな紅葉、低気圧さえ来なければ・・・)
第一候補題して
【北八ヶ岳 主要ピークを7つも踏んづけ天空の宴会ケ岳へ!
苔むす針葉樹林から岩峰を目指し、池めぐりまで愉しむ
雲上の稜線トレックと酒池肉林を満喫する2日間の山旅】
笑っちゃうくらい長い題名です・・・詳細は実現してからという事で(笑)
(私に登り方を伝授する、いまるぷ隊長の勇姿)
他にも色々代替案を提示戴いたのですが、天候の関係で最終的に
代替実践行動題して
【西穂高 文明の利器 ロープウエイです~いすい!
軟弱男もら~く楽、紅葉と本格日帰り登山を満喫の旅】
寄り道編へ・・・・つづく。
